Park 復興祈念公園について
ここでは、復興祈念公園についてご紹介します。
【整備予定地について】
平成27年度に市内10箇所の候補地を抽出して行った適地選定の結果から、被災地域に囲まれ、一方で将来的にも津波浸水のおそれがなく、海を望むことができ、地域再興が実感できる「陣山」を整備予定地としました。
第18共徳丸の打ち揚げに象徴される大津波や、津波火災等で壊滅的な被害を受けた鹿折地区・内湾地区を眼下に望み、湾奥から湾口までをも一望することできます。
また、市のシンボルの1つである安波山の麓に位置し、昔から市民に親しまれ、市街地からほど近い場所に位置しています。
【整備計画について】
「陣山」の四方を見渡せる地勢を活かし、海及び復興するまちなみへの眺望を確保するほか、高齢者等が苦労なく通えるよう整備を目指しています。
-
整備面積 約2.3ha
-
整備施設 モニュメント/伝承のオブジェ/震災の記憶を伝えるもの/駐車場/トイレ/
休憩施設(ベンチ・四阿)/夜間照明/待避所 等 -
整備時期 平成32年度中予定
※この事業区域図は平成30年初に実施したアイデアコンペで提示されたものです。
【アイデアコンペについて】
本市に相応しい復興祈念公園のあり方について,市内外から広くアイデアを募るため,平成30年1月
から3月にかけて,標記コンペを実施しました。平成30年3月20日に第3回委員会を開催し,応募作品
について審査を実施しました。
[実施概要]
(1) 募集内容
・総合部門: 公園全体とモニュメントについての提案
・モニュメント部門: モニュメントのみについての提案
(2) 募集資格 不問
(3) 応募期間 平成30年1月15日(月)~2月23日(金)
(4) 応募者の内訳
※鹿折中学校では,防災学習の一環として,学校を挙げて取組み,モニュメント部門に
1生徒1作品の提出がありました。
※市内在住の若者グループが有志で復興祈念公園のデザイン・利用を考える取組みが
ありました。
(5)審査結果
審査の結果、総合部門は優秀賞5名、アイデア賞4名、
モニュメント部門は優秀賞5名、アイデア賞4名が選出されました。
槻橋修氏の作品を「基本設計の核」としながらも,他の優秀賞やアイデア賞なども参考にしつつ,
少し幅を広げて検討するなど,委員会において丁寧な議論をさらに重ね,ブラッシュアップを行う
こととなりました。
【コンペ後の検討について】
その後委員会で検討を重ね、提案のあった複数のアイデアからその要素を取り入れながらモニュメント
の方向性を検討しています。
【モニュメントについて】
平成30年10月4日に開催された第7回検討委員会で議論したモニュメントの比較案です。
※詳細はPDF [約7MB] のボタンをクリック
【ガバメントクラウドファンディングをはじめます】
この公園のシンボルであるモニュメント「仮称・祈りの帆(セイル)」を、市民はもとより、
これまで支えていただいた世界中の方々の想いを結集して創り上げたいと考え、整備費用として
寄附を呼びかけることとしました。
【クラウドファンディングのウェブサイトはこちらから】